上層階に住むことでのデメリット

災害時に避難しにくい

火事や地震の際にはエレベーターが使えなくなります。避難をする際は非常階段を利用することになりますが、単純に移動距離が長いため避難が遅れやすく、それに伴う怪我等のリスクも高くなります。また、高層階ほど地震による揺れが増幅されて大きくなりやすいので、家具が倒れたり照明が落下したりすることによる怪我の可能性も考慮にいれて対策しておくべきです。高層建築では建築基準法などに基づいて防火基準が厳しめに設定されていることもあり、火災の発生件数自体は戸建住宅と比較してもそれほど高くはないようです。しかし高層階に住むのであれば、いざ発生した時に逃げ遅れないためにも普段から避難経路を意識しておいた方がよさそうです。

直射光が当たるため、室温が上がりやすい

一般にマンションの上層階の部屋は低層階の部屋と比較して日当たりが良い場合が多いです。これはメリットであるとも言えるのですが、夏場は窓から差し込む光量が多いため室温が上がりやすいというデメリットにもなりえます。特に西日が当たる位置にある部屋は午後~夕方にかけて長時間日光が差し込むので室温が上がりやすいようです。また建物の壁面全体が日光によって温められ、最上階に近い場合は屋上からの熱も伝わって来るので冷房が効きづらくなってしまいます。夏場の快適さを気にする場合は日光の当たる角度を考慮するとよいでしょう。また、断熱性の高い窓ガラスや壁材を使用することで高温対策を行っている物件もあるので、上層階に入居する際はそういった点も考慮するようにしましょう。